エコワン×ソーラープロジェクト

これまでの給湯器は、ガス、電気、灯油など、どれか一つの燃料を利用してお湯を沸かしていました。

エコワンはガスと電気の両方を燃料に使い、かしこく給湯・暖房を行います。

従来、電気給湯器としてよく使われていた「エコキュート」は、CO2冷媒を使用し、大量の水(約450L)を80℃の温度で温めていました。

高い温度で温めていたのは、夜の電気(原発などによる安い電気料金)でお湯を沸かして、次の日の夜(およそ20時間後)のお風呂に使用していたため、どうしても高い温度に設定して保温する必要がありました。

しかも湯切れを防ぐために450Lもの大量のお湯が必要でした。

そしてオール電化料金などは日中の電気代の単価が、割高な料金体系になっているため、日中の冷暖房やお昼の料理などを、電気代を気にしながら使う必要があります。

一方、「エコワン」は新冷媒(R32)を利用し、昼間に160 Lのお湯を45℃で沸かすシステムですので、非常に効率が良くなります。

ヒートポンプで沸かした以上のお湯が必要になった際は、ガスで追炊きをするので、お湯切れの心配もありません。

日中の電気代の単価が高くなることは、もちろんありません。

ここまで読んで頂ければ、エコワンが、非常に省エネだとご理解頂けると思います。

そこからさらにもう一歩踏み込んだのが、「エコワン×ソーラー」。

昼間に焚き上げるエコワンの湯を、ソーラー発電の電気で行うことで(PV活用モード)、さらなる効率化を計ります。

太陽光発電によって余った電気を電力会社に売電できることが注目された太陽光発電ですが、固定価格での買取単価は年々下落しています。

そのため太陽光で得た電力を有効に自家消費することが必要とされています。

昼間の太陽光発電の電力を使ってお湯をつくるエコワンは、ソーラー発電と相性抜群の機器と言えるでしょう。

ソーラーの設置は、YAMAOTOKOチームの久米歩が行います。

ソーラー設置業者とガス業者が、チームを組むことは県内ではなく、全国的に見ても異例のケースです。

見習うべき前例や、マニュアルがなく、手探りの状態からのスタート。しかし、ふたりとも山での経験から自然の大切さ、ひいては環境保護の重要性を、身を持って感じています。

「環境意識」という共通項で繋がったふたりが、エコワン×ソーラープロジェクトを通じて目指しているのは、「エネルギーを通じて、希望のある未来を創る」ことです。

その道のりにある今、地域のお客様に「超・省エネ生活」をご提案しています。